6月下旬~7月初旬に収穫。
(梅干用には黄色く熟した梅を使います。)
流水で洗浄し、選別機でサイズ別に選別します。(選果と言います)
この時にキズ果などは除きます。
深さ約2m位のタンクに、梅と塩を交互に入れて漬け込みます。
数日経つと、梅から出た果汁と塩だけでできる液が出てきます。
この液は梅酢と言い、梅の成分がぎっしり含まれています。
この中に、約1ヶ月間漬け込んでおきます。
1ヶ月程度塩漬けした梅を3~4日間天日に干します。
梅の大きさや天候によって、天日干の時間を調整します。
大きさや階級別に選り分けて樽に入れます。
1年に1回の収穫なので、この状態で保管し、順次加工します。
当地では、干し上がった梅を「白干梅(しらぼしうめ)」と言います。
昔ながらの酸っぱくてしょっぱい梅干です。
このまま何年も保存することができます。
保管してあった白干梅を水洗いし、その後、脱塩作業を行います。
各種類(わたり漬、梅ほのかなど)ごとの調味液に漬け込み、味をつけます。
季節により変動しますが、約14日間~20日間漬け込みます。
ひと粒ひと粒品質を確認しながら、それぞれの商品の容器に詰めます。
必要に応じて包装・梱包して、お客様のもとへお届けします。